ポイント
- European Digital Identity (EUDI) Wallet : 欧州デジタルIDウォレット
- EUのeID背景
- 今まで単一の欧州規模のデジタルIDが採用されることはなかったが、2014年にeIDASの制定以降、EU加盟国間でオンラインサービスにおいて利用できるデジタルID(eID)の導入が加盟国ごと任意で進められた。
- 他方、eIDの提供が任意でかつその普及が十分でなかったことから、2021年のeIDAS改正提案
(eIDAS2.0)において、デジタルウォレット(EUDIW)の提供を加盟国に義務付け、eIDを含めた属性証明書・公的文書をモバイルデバイスで利用可能とした。
- 「デジタルウォレット」は一般的に、搭乗券やチケット、銀行カード・クレジットカード等を電子的に保管・使用するためのスマートフォンアプリを指す。必ずしもキャッシュレス決済用のアプリのみを指す訳ではない。ウォレット( wallet )は「財布」という意味ではなく、「(持ち運び用の)小物入れ」という意味で用いられていると思われる。
本系サイト
eudiwalletconsortium.org
その他参考情報
globalplatform.org
日本語説明Link
www.hitachi-hri.com
www.i-ise.com
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/digitalmarket/trusted_web/2022seika/files/002_report_intenational_agenda.pdf
qiita.com